変幻自在の陶芸家、青木浩二さん
つくり手を紹介
しとしとと紫陽花日和な日曜日、レインボーアンブレラをさして鎌倉を散歩。
極楽寺駅のまわりは、歩く人の傘までが紫陽花に見えるような緑深い場所。
中でも緑の濃い極楽寺切り通しから、更に人一人がやっとの細くて急な階段をせっせと上がった所に、青木浩二さんのアトリエ<studio bacca>がありました。


窓の外に見えるのは、緑ばっかり。
アトリエの壁に塗ったのは、余った粘土だとか。
深呼吸しすぎて肺が大きくなっちゃいそうな、自然いっぱい空間。
一目惚れしていただいて帰ったのがこのうつわ。

うーん写真には映らない美しさだなあ。
金彩を使ってあって、渋くて気品があって、宇宙の彼方のような深みがあって、【色を使うのが楽しくて】といううつわ展をそのまま体現しているような風合いなんですが。
手びねりなので、小さめのわたしの手にもコロンと吸い寄ってくる優しい形をしています。

もうひとつは、平たいうつわ。
大きな石に粘土をくっつけて、輪郭を写し取ってつくられたそう。
こういうのって、何か感じます。手で適当にゆがめたのでは決して出ない、生きてる感じ。真ん中に溜まった釉薬も、細胞?ゾウリムシ?シナプス?...古代木に住む未確認生物?ピッタリの表現を未だ思いつかない、そそられるウニョウニョ(笑)。

ところでこれも、青木さんの作品。かわいらしい、雨の粒。
そういえばお庭に植物と同居していたのは、太った栗みたいな形の、素焼きのオブジェ。
「毎回、イメージを変えて好きなようにつくる」とおっしゃる通り、作品もご本人も、変幻自在なのです。
自分はこれだぁ!とひとつのトーンで作り続ける職人気質も渋いけれど、わたしは青木さんのような自由な作家さんに憧れを覚えます。
だって、毎日が新鮮で楽しくて、誰よりも自分が未来の作品を楽しみにしていられる。うー、陶芸やってみたい熱がフツフツと。。

帰りに見た紫陽花は、制作意欲を加熱してくれるタワワっぷりでした。
2007-06-24
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◆ コメント:
* jiko:
う~ん、こんなに褒められることは滅多にないから照れるな~。あっ、jikoです。
変幻自在と評していただいたねんどおやじです。雨の極楽寺にレインボーアンブレラで現れた二人組の正体は何者なんだ!私たちの手は色々なものがつくれます。そう、あなたの手も!粘土いじりに来てくださいね。
2007-06-25
* asami:
ufufu
わたしたちは単なるjikoファンです
そう、わたしの手も!
早くいじりたい
近々お電話しますね
2007-06-25