個数が粋な『百寿』〜いせ辰の千代紙
贈り物のヒント
名前をモチーフに制作するお名紋では当然、
「また"美"だ〜っ」「"真"何個め〜」なんてことがある。
それぞれ唯一の由来や願い事を表現するから、同じ形になるわけ、ない、
けど、作ったことのある漢字での依頼をいただくと、ひとまず、汗をかく。
たは。
そして、こちらを思い出す。

谷中の<いせ辰>で購入した『百寿』の千代紙。

ぜんぶ、ぜーんぶ、「寿」。
文字は無限だ。
現代で通用する伝達手段、というルールを課せばその表現は有限だけど、
表現する側と受け取る側とが、文字に対する思いを共有した瞬間、無限になる。
と信じて、「何回でも"美"来いやぁ〜っ」と強がってみる。
ところで、おかしいと思いませんか。
『百寿』・・・100?
長方形にうまく収まっている・・・
縦に7こ、横に14こ。14×7=・・・アレ、
2こ、足りません。
丸善のサイトに答えが:
これは百という満願で満たされきってしまうよりも、満願に向かう幸せな状態が永く続くようにとの祈りをこめているからです。控え目に九十八文字をデザインした江戸庶民の知恵といえるでしょう。
・・・深い・・・
これで贈り物を包装したり、のし袋としてお使いいただくのもよいですし、米寿、喜寿などご家族のお祝いの席などにお飾りになると良い柄です。
人生を重ねた方へのお祝いに、ぜひ。
<いせ辰>では千代紙の収まった引き出しを開いて閉じて開いて閉じて...
ものすごい時間を過ごしました。
いろんな世代の人によさそうな江戸千代紙が見つかります。

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